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F2430 WWⅡ DENIM COVER-ALLのご紹介です。
このジャケットは第二次世界大戦中の物資統制があった
アメリカの1940年代デニムカバーオールを再現しています。
胸ポケットが省略された2ポケット仕様、
台襟付き、
月桂樹ドーナツボタンの4つボタン、
ホワイトステッチ、
第二次世界大戦中の物資統制が行われていた時代に生産された為、
あらゆるところが付属や縫製仕様まで簡素化され、
このディティールになりました。
基本的にはシンプルな仕様ですが、
戦時中しか生産されていなかった為、
ヴィンテージデニムカバーオールの中ではもっとも人気があるカバーオールになります。
フロントポケットは長方形のベース型を採用しています。
また三角の返し縫いなどディティールも拘っています。
当時カバーオールはトリプルステッチの仕様が多く見られましたが、
縫製も簡素化されダブルステッチまでになっています。
大戦のカバーオールは
戦時中、金属が調達が困難になった為、
ボタンが既製品の月桂樹ボタンに代わり、
ボタンの数は通常5つを4つに変更されています。
袖のボタンも通常2つは付いていますが1つに簡素化されています。
ボタンが5つから4つに簡素化されている為、
ボタンとボタンの間隔があいており、
このカバーオールの最大の特徴になります。
1930年代の特徴であるチンストラップ仕様になります。
また台襟仕様もこのカバーオールの特徴です。
この当時のカバーオールは
背中が1枚タイプと2枚ハギタイプとがあります。
FOBFACTORYでは2枚ハギでスタイリッシュに仕上げています。
またこのカバーオールは
アメリカ海軍US.NAVYのDUNGAREE JUMPER TYPE2とほぼ同じモデルになります。
時代の流れにより簡素化され、
引き算から生まれた
カバーオールになります。